2024年1月4日   2024年1月5日

自動応答メールで隠したい項目が制御できるようになりました

お知らせ

自動応答メール設定をONにしている場合、「自動応答メール詳細有無」の設定項目で、「フォーム送信内容を記載しない」と「フォーム送信内容を記載する」を選択することができます。

今までは、「フォーム送信内容を記載する」を選択すると、フォーム管理者に送信される通知メールと同等の記載が行われるのみでしたが、「自動応答メール記載除外name属性」を新たに設定いただくことで、その項目の内容は、管理者宛の通知メールにみ記載され、利用者側に送信される自動応答メールには記載しないようにすることができるようになりました。

自動応答メール設定をONにしていない場合や、「フォーム送信内容を記載しない」に設定している場合には関係ありません。また、初期値では設定空欄の任意項目のため、今のままの動作で問題ない場合は設定を変更する必要もありません。

「識別情報を仕込みたい」場合に便利

フォーム数が少ない場合にはあまり問題になりませんが、管理しているフォームが多い場合や、一つのサービスでも、問い合わせや見積もりごとにフォームをわけている場合などは、どのフォームからの問い合わせかがわかりにくいというケースが起こりえます。また、フォームの使い方によっては、hidden要素で情報を埋め込んで使用していることもあると思います。

そうした場合に「自動応答メール記載除外name属性」に除外したい項目を設定いただくことで、利用者向けの自動応答メールには記載せずに、管理者向けの通知メールにだけ内容を記載することができるようになります。

「内容の一部だけ記載したい」場合に便利

フォームの項目数が多い場合や、メールにあまり記載したくないような情報を取得している場合などに、「自動応答メール記載除外name属性」に除外したい項目を設定いただくことで、内容の一部だけを確認メールで送信することができるようになります。

フォームと自動応答メール例

以下のようなフォーム項目があった場合、

<input type="hidden" name="隠したい項目" value="隠したい内容">
<input type="hidden" name="隠さなくていい項目" value="隠さなくていい内容">
<div>
  <label>お名前</label><br>
  <input name="お名前" required="required" type="text">
</div>
<div>
  <label>メールアドレス</label><br>
  <input name="メールアドレス" required="required" type="email">
</div>
<div>
  <label>お問い合わせ内容</label><br>
  <textarea name="お問い合わせ内容" required="required" rows="8"></textarea>
</div>

「自動応答メール記載除外name属性」に「隠したい項目」を設定することで、管理者には以下のようにすべての項目が記載された通知メールが送信され、

==================
隠したい項目:隠したい内容
隠さなくていい項目:隠さなくていい内容
お名前:XXXXXXX
メールアドレス:[email protected]
お問い合わせ内容:XXXXXXXX
==================

利用者への自動応答メールでは、除外name属性で指定した項目を除く内容が送信されます。

==================
隠さなくていい項目:隠さなくていい内容
お名前:XXXXXXX
メールアドレス:[email protected]
お問い合わせ内容:XXXXXXXX
==================

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